コージの海外バレー放浪記(Koji's Overseas Volleyball Wandering)

還暦を前に海外で奮闘するオヤジ物語!!

Mr ベネチェック(2008/5/16)

みなさまへ

いきなり、このブログをご覧になられても、意味不明の方も・・・と存じます。
下記は、昨年のブログです。
ニューランドバレー界、育ての親”ベネチェック”の活躍は、私のいい刺激ともなっております。

2007/4/17
「Mr ベネチェック!」  
今月28日(土)より、ベネチェックリーグが開幕します。
今年が第一回だそうです。

ベネチェックとは、20年前のNZ女子ナショナルチーム監督の名前です。

彼は30年前に、元チェコスロバキアからニュージーランドへ移り住み、NZバレー界のために貢献した人物でもあります。

私が彼(Mrベネチェック)と初めて会ったのは、1987年上海で開催された女子アジア選手権でした。

NZ選手は小さいのに(今は大きいですが、当時は小さい選手が多かった)、監督の彼が大きすぎたのが印象的でした。

恐らく身長200M。体重100キロ以上だったと思われます。

また、各国監督陣はスーツ、もしくはジャージに対して、彼は、半袖シャツに、ブカブカのハーフパンツ。そして、ズレ落ちたソックスに革靴。

異様な格好が、わたしに強いインパクトを与えたのです。

彼がNZバレー界に与えた影響は大きく20年前は、バレーボール国内リーグTV中継まで行われていたそうです。(今では信じられませんが!)
ですが、NZ協会は彼をスタッフから外しました。

そして、今日に到っているわけです。(低帯しすぎている)

私がNZ入りした時、「Mrベネチェックを知っている!」と言うと、歓迎されました。
それだけ彼がNZバレー界に残した貢献度は偉大だったのでしょうね。

そんな彼も、5年前にオークランドの自宅で亡くなったそうです。

NZバレー普及、強化のために働いた人物、Mrベネチェック!

私たちコーチ陣、協会スタッフは彼の意志を告がなくてはなりません。

もう一度、NZバレー普及のために・・・

そして、強化のためにも・・・

今回の大会を意義あるものとし、彼の冥福を祈りたいものです。