新聞の一面・・(2012/4/28)
新聞の海外ニュースの部分に『ミャンマー、タイとの国境沿いでマラリア流行』との記事をみつけました。
ミャンマー監督時代も、数人の選手がマラリアにかかり練習を中断し全員検査させた記憶があります。
なかでも通訳のワナ(一応名前です)が、「ここのところ体調が悪い!」といいますから、翌日病院へ行かせました。
昼過ぎ体育館へ現れ検査結果を聞くと、ワナは辞書を取り出し指差すのです。
指差しの単語を読むと”ma" "la"" ri"" a"・・・・
”malaria”(驚・・しかも、声が大)
「お、おい、だ、大丈夫か???ベトナム戦争時、malariaで、多くの米兵が命落としたんだぞ!」と説明するも、かれは、「あ~大丈夫!寝てれば治るらしい!」と至って冷静な返答。
実際彼は、数日休み、回復後は以前のように通訳を務めてくれました。
ほかの選手らも、マラリアにかかった時は「安静」で治したようです。
感心・・と言うか、驚かされますね。
※写真:最前列一番左側が”通訳のワナ”
私がミャンマーを離れた後、彼はバレー協会理事長の会社で通訳として働いています。